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Glass Food Bowl
tofmofuの一番大人気のGlass Food BowlReleaseから丸1年が経過しました。     Glass Food Bowl ができるまで。 毎日のご飯の時間は、猫と飼い主が一番近くにいる時間だと思っています。 tofmofuでフードボウルの開発を始めたのは、そんな日常の時間をもう少し豊かにしたいという気持ちからでした。今回は、Glass Food Bowlが生まれるまでの話を書いてみたいと思います。     陶器ではなく、ガラスを選んだ理由 最初は陶器のボウルを検討していました。打ち合わせを重ねながらデザインを考えていたのですが、どうしても既存の商品と似たものになってしまう。お安いものから作家さんによる高級品まで、素敵な陶器のフードボウルはすでに沢山あって、その中に入っていくことへの違和感がありました。 tofmofuは「ありそうでなかった」ものを届けたいと常々思っています。そこで素材そのものから見直すことにしました。 辿り着いたのが、吹きガラスでした。 ガラス工芸を調べていくうちに、その色彩の鮮やかさと繊細な色合いに惚れ込み、大阪のガラス工房へ依頼することになりました。     「内被せ」という技法との出会い デザインの面では、カラー層とクリア層を分けた2層構造を実現したいと考えていました。機能の面では、食道から胃袋までを一直線に保てる高さがあること。そして、長毛種のとうふの食後の毛濡れをなんとかしたいという、ごく個人的な悩みも出発点のひとつでした。 工房へカラーガラスの上にクリアガラスが覆う形を依頼したところ、「内被せ」という技法だと教えていただきました。特注した木枠へ、2層のガラスを一点一点手作業で吹いて形成していきます。 完成した内被せのボウルを初めて見たとき、その美しさに言葉を失いました。カラー層をクリア層が包み込むことで生まれる、ちゅるんとした丸みと光沢感。カラーの出方も気泡も一点一点異なる、手仕事ならではの絶妙な表情があります。 使用しているカラーの原料は、全世界でわずか2拠点しか製造していない希少なものです。海外から輸入しているからこそ実現できる、発色の鮮やかさと奥行きのある色合いがあります。 猫の身体から逆算した形 形状はすべて、猫の食べる姿勢から考えました。 口から食道、胃袋まで一直線を保てる高さ10cm。ボウルの縁を2.5cmとしっかり設けることで、食事中に胸元の位置をキープしながら毛を抑え込み、上から覗き込むような形状を再現しています。ボウル面・側面・接地面の幅をすべて同じにしてくびれをなくすことで、猫の身体が入り込まず、立ち位置とボウルとの距離がしっかり保てます。... 続きを読む...
Catbedmat
Cat bedmat ができるまで——本体とカバー、2年分の話。 Cat bedmatが生まれて、約2年が経ちました。 今回は、本体とカバーそれぞれの開発の話を、少し振り返りながら書いてみたいと思います。     tofmofuのモデル猫、とうふとゆばのこと tofmofuには、看板猫が2匹います。マンチカンのとうふとゆばです。 商品開発の際には必ずこの2匹に試してもらうのですが、彼らは実に正直なモニターで、気に入らないものには見向きもしないし、気に入ったものには全力で愛を注いでくれます。Cat bedmatの開発も、この2匹との長い攻防から始まりました。 そもそも、なぜベッドを作ろうと思ったのか 猫を飼ったことがある方なら、きっと一度は経験があると思います。用意したベッドほど、使ってくれない。 とうふとゆばは無類のダンボール好きで、どれだけ素敵なベッドを用意しても、寝ているのはいつも硬いフローリング。へそ天でぐっすり眠る姿を見るたびに、「この子たちが自分から選ぶベッドを作れないものか」と思い続けていました。 猫の好みはそれぞれです。ふわふわのものが好きな子、何でも使ってくれる子、ダンボールのような硬いものしか受け付けない子。フローリング派・ダンボール派の猫ちゃんが「ここがいい」と思えるような、安定した硬さと心地よい弾力を両立させたベッドを目指すことにしました。 素材選びと、とうふの粗相事件 まず向き合ったのは中材の素材選びでした。 候補はウレタンと綿シートの2つ。ウレタンは通気性の不足、経年劣化、洗濯の難しさという点で猫の日常使いには向かないと判断し、通気性に優れた高級綿シートを選びました。熱や湿気を外へ逃がしやすく、型崩れしにくく、洗濯機で丸洗いできる。猫にとっても飼い主にとっても、正直な素材です。 カバーにはピーチスキンを使用しています。摩擦に強く、防ダニ仕様で、静電気が起きにくい。中材カバーとして選んだはずが、これだけでベッドマットが一つ完成しているのではと思うほど優秀な素材でした。 そしてサンプルが完成し、いざとうふに試してもらったところ——まさかの粗相。 ふんわりシャカシャカした感触が猫砂に似ていたようで、トイレと勘違いさせてしまったのです。yogiboや羽毛布団のような感触がどうしてもトイレを連想させてしまう、とうふさんの判断力がここで炸裂しました。 カバーを被せてみたり、お気に入りの寝床に置いてみたり。目を離した隙に粗相→洗濯、の繰り返し。ある意味、洗濯耐久テストとしては非常に参考になりましたが(笑) やはりエアリー感は大事だけど、多少の反発性が欲しい。カバー生地を数ミリ小さくしてみたところ、柔らかいけど適度に反発弾力のあるクッションへと変わりました。するとあっけないほど簡単に、とうふが自分から乗ってくれたのです。 たった数ミリ。されど数ミリ。 2年経って、改めて思うこと あの粗相の繰り返しがあったからこそ、「洗えること」が機能のひとつではなく前提条件だと確信できました。 猫との暮らしでは、粗相は突然起きます。体調の変化、縄張りの主張、気まぐれ。理由はいつもわかりません。いつでも、何度でも洗い直せる設計でなければ、猫のベッドとして成立しないと思っています。 カバーを別売りにした理由 本体と同時に悩んでいたのがカバーのデザインでした。... 続きを読む...